『オンリーワンからシャイニングワンへ。
シャイニングワンからプレジャーワンへ。』
これはエモーションの経営指針書に明記しているエモーションの人間像、
会社像をめざした言葉なんです。
世の中の会社の多くに見聞きする言葉は、『オンリーワンをめざす』ですが、うちはオンリーワンは成し得ています。
だから、それに満足してたら、一気に堕落してしまいますから。
『我、満てり』は、堕落の第一歩。と捉えていますから。
オンリーワンから、シャイニングワンを、めざしておるんです。
シャイニングワン、つまり、社員一人一人が光輝く存在であり続けたい。
それが進化して行き、プレジャーワンに。
プレジャーワンとは、喜びを分かち合う存在であり、関係ということです。
皆さん、人生の目的はこのプレジャーワンに尽きるんじゃないかと思うとるんです。
お金を貯めることだけでもなく、やりたい仕事をするだけでもないんです。
喜びを分かち合う関係を築けていないなら、人生の目的と言えるんだろうか?と投げ掛けておるんです。
あれもほしい、これもほしい。
ほしい、ほしい。の欲は、自分の心に備わっている『豊かさ』と引き換えられて、あなたの心の豊かさが減って行っているんですよ。
で、そのことに人は、気付いていない。気付かないんです。
プレジャーワンであり続けたい。
だから、何故うちが、今の7人の所帯でずっとやって行きたいと思い、
やって来たか?
それは社員の一人一人の心の奥底に潜んでいる良心に、焦点を当てて、
ワシの全身全霊を懸けて、
社員一人一人の良心の発露を願って、接して来たんです。
そしたら、そこに社員一人一人の魂とワシとの縁が深かったんだろうとしか思えない社員だけが、現在の社員やということです。
目に見えない『縁』が深い関係なんやなぁと自覚できたからなんです。
この社員全員となら、プレジャーワンが成し得ると感じたからなんです。
性格も違う、個性も違う、趣味も違う、能力も違う人達が集まるのが、会社です。
会社人生での幸福は、これに尽きるんです。
『異なりを認めながら、一つを生きる。』
ことであり、この状態が維持できていることを幸福な状態と言うんですよ。
ワシの価値観は。
例えば、旅行する。
どこへ行くか、より、誰と行くか。が、幸福感に違いがあるように、
毎日毎日、共に仕事をする会社で働く者も同じ。誰と、共に仕事がしたいか、です。
なのに、多くの会社は『人手』を、やっきになって募集するのか?
プレジャーワンから、遠ざかる感ありやけどなぁ。
エモーションは、そこに集う人達が、喜びを分かち合う存在であり続ける。
だから、そこに不平不満や、愚痴、不信感という類いのものは出ることは無いし、存在しないんです。
これを人生の幸福と言わずに、何を幸福と言うのか!ですよ。
そう思いませんか?
そういう人間関係ならば、
例えば、白ごはんと、味噌汁、たくあんだけで、心軽やか、しあわせ感、充実を感じるのが、本来の人間らしい人間じゃないでしょうか。
ワシはそう思うなぁ。会社というのは、そこに集う人達全員が、プレジャーワン。
喜びを分かち合う存在でないと、ワシは意味が無いと感じて来ましたから。
だから、それを実現するには?を構築する為に、経営指針に取り組んで来たんです。
とことんストイックに内観し続けて、取り組みましたねワシは。
だから、事あるごとに社長の立場にある人達に、経営指針に取り組め!と投げ掛けて来たし現在も進行形です。
自分の人生と会社を内観して、将来を構築して行く取り組みが、経営指針なんよね。奥が深いんです。
自分の魂が安心安住できるんです。自分の周囲の人達の魂に、栄養を与えることが出来るんやから。
そうなって来ると、社員全員が『アーティスト』に成れるんですよ。
本来『仕事』をする人は皆、アーティストでないといかんのよ。
ワシはこう思っています。
アーティストと呼ばれる人達は、大勢の人の心が震える仕事をすることによって、
自らも心震える存在であり続けようと努力している人のことなんです。業種は関係ないのよ。
音楽や芸術に携わる人達だけがアーティストではないとワシは思うてますから。
相手の心を震わせているか!それによって自分の心も震えているか!これが本来の仕事をする人達です。
つまりアーティストなんです。皆さん、アーティストであり続けませんか。