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『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和3年4月2日
想いが世界を変える-エモーション社長のブログ

『香川湧慈の今週のインスピレーションメッセージ』令和3年4月2日

毎月、経営についての項目を決めてA4数ページに、綴っているんですが、

時折、自分で書いたものを読み返しておるんです。

 

すると、ハッ!と気付くことがあるんです。正に自習やなぁと思う訳です。

今週、平成279月に綴ったものを読み返していたら、ハッ!と気付いた項目を今週のメッセージにします。

 

毎週、このインスピレーションメッセージを、社員全員に転送して共有しています。と、

言うていた友人経営者も居るんですが、甲斐がありますねぇ。

今週のは、ぜひとも、社員の人達にも、思いを巡らせて自分を振り返ってもらえれば、と思います。

 

ワシは、こう書いてました。

会社の本質は、人によって始まり、人によって終わる。

大企業は組織によって動くが、中小零細企業は、人に負う面が非常に大きい。

だから『人材』を集めること。人材を集める秘訣は?

 

『今居る人材を大事にすること。』つまり社員を『人材』に、育てて行くこと。

決して『今居る従業員を大事にする。』ことでは無い!!

と、書いてあるのを読み返した時、ハッ!としたという訳です。

 

そして、こう付け加えています。

人材とは?

それは、己れの能力と努力の如何によって、自らの道を拓いて行く人。

つまり、今居る社員が自分の能力と努力で、自らの道を拓いて行こうと意識して行動している人を、育てて行くことでしか、

人材には成って行かない。その意志の無い従業員は、社員にも人材にもほど遠い。

社員と従業員の区別は後で述べます。

 

全て何事も他人の所為(セイ)にしたり、世の中の所為にしたりする人のことを『卑怯な人』と言う。

同じ環境下で、努力する者と努力しない者との優劣が、そこに生じて来る。

それを他人の所為とか世の中の所為にする。

こういう人間は、多少の能力があったとしても『人材』とは言わない。

 

苦難の中に在っても、そこを如何に切り拓くかに努力する者こそが人材である。

人間は、自らの努力によって、自らを開拓して行くべき者。 

と書いとるんですよ、ワシが。

 

そもそも会社に、何しに来るのか?それは『仕事』をしに来るんです。

当たり前のことや。

 

会社に出勤さえして、作業をしに来てたら、給料もらえる。

まさか、こんな想いがちょっとでも、今居る社員にあるなら、

それは『社員』じゃなく、単に業務従じて、作業をしているに過ぎない従業員なんです。

それは大事にせんでええ!と、ワシは綴っておったんですね。

他の社員が稼いでいるのに『ぶらさがる従業員』は罪だからです。

 

なるほど!

 

ワシは『従業員』と『社員』と言う呼び方を区別しとるんですよ。

『社長』と『経営者』と言う呼び方も区別しとりますから。

 

社員というのは、

縁あって務めに行っている会社の価値観や、方針に、

理解と納得と共感(にまで至らないといかん)をして、

作業じゃなく、仕事をしに来ている人のことを言うとるんです。

単に、業に従じているだけの勤めに来ている人を『従業員』と区別しておるんです。

 

会社には『務めに行く』んやからね。『勤めに行く』んやないからね。

そこんとこ、宜しく!

任務の務の『務め』を実践することを仕事と言うんですよ皆さん!

 

会社はプロですから。

一人一人が自覚して、役割分担して、金稼いで、ある意味、そこに携わる全社員の生活費を稼いでおる訳ですから。

 

プロ野球で例えると、全選手が、自分のポジションを責任持って、務め上げてます。

だからチームワークが良好に成り、稼ぐことが出来ているんです。

『仲よしチーム』が、チームワークじゃない!と言うことを、

全社員が肝に命じて、自分のポジションを、任務を、意志力と努力で、

道を拓いて行く様が、チームワークに成るんです。

それを真の『仲良し』と言うんです。勘違いせんようにね。

 

だから、たった一人でも気を抜いて穴を空けたら、皆の努力が水の泡になるんです。本人の責任感の問題なんですよ。

 

気を抜く所と、気を抜いてはいけない所の区別が出来ていない人になってはいけません。

ワシも、読み返してみて、ぬるま湯になって『ゆでガエル』に陥らんよう、

手綱を絞め、

配慮に配慮を重ねる事を、今一層励まんと、いかんなぁ、と感じた次第です。

 

社員を『ゆでガエル』にしてしまうのは、社長の責任ですから、

社員の人間的成長の為に、ゆでガエルの雰囲気を戒めな、いかんのです。

それが、親切というものです。

 

注意して、注意していたら、せずに済むミスなら、ビシッ!と注意して、

叱ってやらな、いかんのです。

大人になると、誰も叱ってくれんようになるからです。

 

配慮して、配慮を重ねていれば、せずに済むウッカリミスや失敗が起こるのはやっぱり、注意が足りない、配慮が足りないという証拠です。

真剣になっていない証拠なんですよ。

 

人間だから、ウッカリミスもあるよ。と、最初から、それを言っちゃあお終いよ。ですよ。

 

一所懸命やって、結果失敗やミスが発見されて、

周囲から『人間だから失敗やミスはあるよ』って言われるもんです。

自分が思うなっ!っちゅうんですよ()

 

真剣な人は、絶対ミスしないぞぉ、と注意を重ねるし、配慮を重ねて仕事をしとるはず。

ミスしたりウッカリする心と行動は注意不足配慮不足です。ハッキリ言って。

仕事じゃなく、作業になってしもうとるんです。

 

仕事は、ある意味、百かゼロか、です。99までやっていたとしても、

100に成らんとゼロと一緒なんよ、仕事は。成果は。

そうでしょう皆さん。

 

仕事は、結果で判断されるんです。当たり前なんです。言い訳無用なんです。

自分の会社の従業員が『社員』に、そして『人材』に昇華させて行く説得力を、

社長は、養わないと、経営者には昇華できんとワシは肝に命じて来ました。

 

もっぺん言います。

今居る従業員は大事にせんで、ええのです!仕事してないんやから気が抜けとんやから。

勤めに来とるだけやからです。

 

任務を自覚して、任務を果たす注意深さ、配慮深さが日々の何気ない行動に現れて初めて『仕事』に成るんやから。

 

今居る人材を大事にすること。トコトン大事にしてやれ!

人材とは、己れの能力と努力の如何によって自らの道を拓いて行く人のことです。

それには、教育するしか無い!と思うとります。

 

教育の『教』とは、そんなものかなぁ、と言う知的理解を与えることを言うんです。

 

『育』とは、汗を流して身に付けさせること。

ダイヤモンドは、磨かないと、瓦や石ころと同じ。変わらへんのです。

 

教育の第一歩は、先ず部下その人を、よく知ること。

その部下が何に興味を持ち、何を嫌がっているのか、どういう職務が得意を

発揮出来そうなのか、

どんな職務なら、ストレスが溜まって、能力を発揮出来得ないと思うのか。

その人間自体をよく知ることが実は教育の第一歩やと思う訳です。

 

だからエモーションの経営根本精神を『経営は人間学である』と、定め、

毎朝皆で唱和しとるんですが、

果たして、お題目になっとりゃせんか?

もしお題目になっとるなら、それは社員じゃなく、従業員なんよ。

だから、ワシは従業員は大事にせん!と決めてますから。

 

経営の『根本精神』と経営指針書に明記しとるんです。

これも独自性ある項目です。

 

『経営根本精神』って項目なんて他社では、見たことないなぁ。

一生を賭けて惜しくない、終わりの無い目的です。

人間とは何ぞや?を、究めて行くことに終わりはありません。

 

更に大事なことは、その教育を経営者自身や、幹部自らがやるべきものなんです。

セミナーや研修は、補助手段に過ぎないんです。ここを大きく勘違いしとる

社長が多いんちゃうかなぁ。

 

人材育成の最も効果ある方法は、

部下に重い責任を持たせ、困難打開の経験を重ねさせることに尽きます。

 

我々の求める人材は、

決して失敗しない人間ではなく、失敗してもそれを『取り戻せる』人間なんです。

この『失敗しても取り戻せる人間』に教育してやっとかんと、

社員個人の人生で起こるであろう、数々の困難難題を、自らが解決打開、

切り拓いて道にして行くことが出来んようになるからワシは、全身全霊を懸けておるんです。給料払いながら()

 

これが単なる『社長』から『経営者』に昇華する心根と行動やないでしょうか、皆さん!

 

このメッセージを打っていたら、説得について浮かんだので、

 

説得に於いて必要な事は、部下が、経営者や幹部に同調する意思があっても、

上司らしい能力が無い限り、同調の実を示すことが出来んもんです。

この社長に、この幹部に付いて行かなければならない、と自分に言い聞かせても、

何か、尊敬できない。上司に自分より上回る能力を感じ得ない限りは、

素直に『ハイ!』とは従えないもんです。

 

また同時に、部下を説得しても、部下に能力が無ければ、何も出来へんのです。

ここに於いて、両者の関係が大切になって来る訳です。この能力を身に付けておくのが『教育』なんですよ。

 

部下の持っている能力を、充分発揮させるには自信を与え、信頼に応えようとする意欲を持たせること。

如何にして、自信を与えるか、如何にして信頼に応えようとする意志を持たせるか。

 

ここまで配慮し、ここまで至ってこそ『説得』なんです。

口だけで、説得は出来ません!口は、一応の手順を運ぶだけです。

一応の言葉で言わないと道理が通らないと言うだけのことです。

 

筋道つまり道理を説明し、涙を以て語り、行動するしか、説得は成し得ないんじゃないかとワシは体験的に感じておるんです。

 

今週は、この辺で。