先週の金曜(1月8日)は亡き師匠の27回目の命日でした。
新年に当たり、そう言やぁ、師匠の『悟りの句』は
『岩もあり、木の根もあれど、さらさらと。水は流るる、たださらさらと。』
だったなぁ、と頭をよぎりました。
あぁ、自分もこの心境で歩もうかなぁと、なぜか、ふと思い浮かんだんです。
ずっと信念を持って歩んで来ましたが、
信念と頑固は紙一重。
ついつい知らず知らずのうちに、信念を貫いているつもりが、
ひょっとしたら、頑固に陥ってないか?
自問自答する心の習慣を持たな、いかんわなぁと、ふと思った訳です。
だから、師匠の悟りの句に照らしてみたら、
自然体で、流れるままというのも、人間成長かなぁと感じたという訳です。
ただ、ここで感じたのが、今まで歩んで来た行動が『人の道』に照らして恥ずかしくない歩みをして来た自負があるなら、
流れるままで、心穏やかに『あらゆる環境』が上手く行くやろうなぁと感じます。
逆に『人の道』に照らして反した歩みをして来た人は、
流れるままに歩むと、それこそ『ど坪』に向かって行くんちゃうかなぁと。
もし、こういう思いのある人は、今から、考え方を改めて『人の道』に照らした歩みをすれば善いんです。
頑固に陥りそうな自分の我を抑えること。それしか、前には進めん気がしますねぇ。
今年から九星氣学というものによると、流れが変わる節目の年らしいです。
『風』の流れに、今年からなったようです。
正月早々、師匠の悟りの句が浮かんだことを考えると、何か『水は流るるたださらさらと』と、
『風』の流れが始まった年という共通のような感じがしたんよね。
だから、たいていの事は、流れのまま自然体で行くのが善いかなぁと、
感じておる次第です。
皆さん、何か頑(カタク)なになっている事やモノがあるなら、
一旦『自然体の流れ』という観点に立って、
見つめ直してみては?
というメッセージを今週は贈ります。