今週は女房とヒュージャックマン主演の「グレイテスト・ショーマン」という映画を
見ました。
実話を映画化したもので、色んな場面で胸にグッ!と来るものがありました。
思わず涙が溢れてしまう場面や、一瞬にしてシビれる言葉。
是非、劇場へ!やね。
この映画では、心に深い傷を持った人達との交流の中での言動(言葉と行動)が心に響きますね。
皆さんは他人(ヒト)からバカにされたり、アホにされた経験がありますか?
面と向かっては言われずに、いわゆる白い目で見られ蔑みの声なき声を聴いたことがありますかねぇ?
ワシの考えは、
大いに、バカにされたらええのです。アホにされたらええのです。
乗り越える能力が身に付くでぇ。
ワシも幼少期から体験あるからねぇ。
社会人になってからも独立して商売人になってからも、ですよ(笑)
ハッキリと、ものを言う性格やしねぇ、物怖(モノオ)じしないしねぇ。
讃岐人なのに、性格は関西人の「あほんだらぁ」節と、
江戸っ子の「べらんめぇ」節を合わせてるんだよねぇ自分の言動を静かに振り返ってみたら。
まぁ、そういう調子だから、出逢う全ての人から好かれるっちゅうことはないでしょうねぇ。
ポリシー貫きながら、いやらしくなく、立ち振舞いたいと思うしねぇ。
卑(イヤ)しいのだけは、性に合わんのよ。これも性格やなぁ。
「粗にして野だが卑ではない。」の言葉は、三井物産の社長を務め国鉄総裁を務めた石田礼助の初登庁の挨拶の言葉だが、この生き方心に響くなぁワシは。
この言葉通りの生き方が出来ている人って、内面の品性が備わっていて、
物事の本質を荒っぽく発言するから、
外見的に野蛮に見えるもんなんよね。けど、性分的にワシは好きやなぁ。
なぜ他人(ヒト)は、見下したように、あなたを見るのかと言うと、
先ずは、感性の違いやと思うなぁ。
初対面の人にあなたが同じ事をしても、相手によって捉えられ方が正反対の事ってあるしねぇ。
特に商売しているあなたに対しては、世間は表面の成果(特に儲けてるかどうかという観点)を見て、判断しますしね。
じっくりあなたと話もしたことない人がそう感じているんです。
その人の感性の問題やから仕方ないのよ。
特に評論家的職業の人で金で苦労していない人は、
自分が一番もの事を理解していると思っている人が多いように感じるねぇ。
理屈でものを言うんですよ。だから、成果が見栄えしない人に対して、
悪気なく見下した評価をするんやろうねぇ。
成果にも内容が幅広いんだけど、本質的内容を観ようとはしないもんです世間は。
努力したから報われるとも限りませんが、努力せん人に真の成長は無いと感じます。
まあ商売もプロスポーツも結果で判断されるのが当たり前やから見た目の結果があんまりな人は、悔しい思いをしている人達、ようけおると思います。
このメッセージ読んでくれている悔しい思いをしているであろう、
誰それ君、誰それさんへ。
そんな時はねえ、死ぬまで勝負や!って自分に言い聞かせて、
結果を出しましょう。
人生勝負は後半にあり!ですよ。
あぁ、プロスポーツは別やで。老いたら成果は出えへんしね(笑)。
人生の後半、人生オセロを黒から白に全面的に変えるには、
気持ちだけじゃいかんのよ。
本質を追求し、多面的に観察し、遠くから考え、結果を積み重ねて行かな、
いかんのよ。
この映画の中でワシがグッ!と来たシビれる一言はどんな言葉だったかと言うと、こんな言葉でした。
全欧州中で、有名かつ一流である女性オペラ歌手を自分のショー(ニューヨーク)で全米デビューさせたいと思った主人公を演じるヒュージャックマンが
彼女にオファーした際に、
彼女が一言「なぜ、私を?」と聞いたその瞬間の返答が、
「笑いでだます商売をしている。一度くらい本物を(お客さんに)見せたい。」
この言葉に、グッ!と来たねぇ。シビれたねぇ!
この言葉に一流オペラ歌手は落ちました。
ワシも、落ちるなぁ、この言葉なら。
皆さんに仕事の依頼があった時、あなたが、なぜ私を?なぜうちと?って聞いたら、相手が「色んな人に気を遣いながら、商売の為に多くの偽善者達と付き合っている。一人くらい本物と仕事したい!」って言われたとしたらどうですか?!
グッ!と来ませんか。シビれませんか。ワシはグッ!と来るねぇ。
やっぱり、あなたは、本物の人間だから、本物の会社だから、
一緒に仕事したい。と言われるような仕事をしなきゃあ、ねえ。
粋な本音の言葉って、人を勇氣づけますね。
あなたは縁ある人達に、グッ!と来る言葉、 掛けてますか?
シビれる言葉、掛けてますか?
と投げ掛けたいと思った今週でした。