平成30年、最初のメッセージは、新年に当たり贈り物をしたいと思います。
年末にパソコンの中身の整理をしていたら、
昔のインスピレーションメッセージを「香川湧慈語録」として、
まとめたものが出て来ました。
昔は、毎週一行か二行の極々短い凝縮した、「語録」にしていました。
約7年分(380週分)ですが、B5の用紙数ページです。
一週に一行程度なので、凝縮された言葉になっています。
欲しい方は、添付送信しますので、添付書類を受け取れるパソコンアドレスからy-emotion@niji.net へ「香川湧慈語録下さい」のメールを下されば、
追って添付送信します。
読んでみたい方は、プリントアウトして、ホッチキス留めして、読んでみて下さい。
年末に何人かに差し上げましたが、その中の一人の方が、
香川さんこれ凄い⤴⤴わ。本にしたら儲かりますよ。
と親切心で電話掛かって来ましたが、本にはしたくないし、
するつもりもありませんし、したら、値付けせんならんでしょ。
そうなると価値がその値段以上にも以下にも成らんということなんよね、
値を付けるっちゅうことは。
値を付けないから、手にした人が、自分の価値観で活かしてもらえるんです。大事な物って、そういうもんです。
それが贈り物なんですね。
本当に大事な物は、売ってはいけない。というのがワシの持論です。
それを生業(商売)にしている人じゃない限り。
何でもネットで売ってしまうのはどうかと思うなぁ。
良い物、大事な物は、売るんじゃなく、これと思う出逢いがあった時に、
差し上げるのが粋というもんやと思うんだけどね。
大事に扱ってくれるであろう人に、差し上げるのが、物も生きる。ということなんよね。
そう言やぁ15~16年前に知る人ぞ知る漆作家「赤木明登」さんに、
ワシがお弁当箱の二段重ねの模型を作り、この弁当箱に相応しいお味噌汁の椀を作ってほしいと手紙を書き、自分の生き方を綴った経営指針書を添えて、
製作を依頼したことがあります。意を汲んで頂き、朱色と墨色の、
お弁当箱セットを15セットずつ計30セット作ってもらいました。
1セットが7万円でしたから合計210万円➕税をお支払しました。
結果は、残念ながら、活用する予定が諸事情で出来ませんでした。
だから以来思って来た想いは、200万円近くの物をプレゼントしてもいいなぁ、と思える出逢いがあれば贈り物にしよう、と。
大事な物は商売でない限り、贈り物にした方がええんじゃないかと思う訳です、ワシは。
もちろん、買いたいから譲って欲しいという料理屋さんとご縁が出来れば、
それに越したことはありませんが。
では、今年最初の言いたいこと。
皆さんは取引って言葉好きですか?ワシは好かんなぁ。
取引って、駆け引きっていう感覚が浮かぶからね。
信用してないって感覚やからね。
だからうちは、取引先とは言いませんし、取引先とは書きませんから。
ワシは、取組先と言うし、書くんですよ。
お互いの得意分野を活かして、良い商品良いサービスを、世の中に発信する「取り組み」をしませんか。という意味です。
今どきのWin&Winという軽い意味じゃ、ないですから勘違いしないように。
深い哲学もなく軽々しくWin&Winって使う人多いように感じますが、
それならhappy&happyという表現が好きですね。
勝つ&勝つ、より、幸福&幸福の方がお互いを尊重している表現だしね。
「取組先」は、個人の人間関係も同じです。
あなたは、身近な人とも、取り引きしてませんか?
よぉ~に自分の胸に手を当てて思い起こしてみて。
身近な人達と取り引きのようなことしたら、いかんと思うけどねぇ。
そんなケチ臭いことしよったらケチ臭い人生に陥ってしまうでぇ、と言いたいのです。
自分に個人的にしてくれていないから、自分もしない、的な。
縁深い身近な人達には少なくとも「してあげなさい!」と強く訴えて来ましたワシは。
縁ある人達と、取引やするな!って言うときます。
出来ることなら、してあげなさい!
これが、あぁほんまやなぁと感じたなら、してあげたらええのよ。
つべこべ言わずに。
自分が、してもらっていなくても、自分はしてあげなさい、
がワシの心情であり、信条なんですよ。
こういう想いと行動は自分と自分の周囲の運を、より善きものにして行くと言うより、自分と、自分の周囲の人達の心を澄んだものにして行くと感じます。
新年早々のメッセージ一言。
「出来ることなら、してあげなさい!!」