ワシの生き方は「スモール・イズ・ビューティフル」です。
この意味は深いので限られた文字数でのメッセージでは書けません。
経営も個人の人生も理念に則った歩みでないと、充実には至らないよ。と言うて来ました。
例えば、経営に於いて、自社の商品やサービスをより多くの人に食べてもらいたい、
業態によって、やり方は異なって来ます。
例えば、飲食店や美容室なら、一店舗でも多く出店する必要があると思います。
美味しくない物や下手な技術をお客さんに提供する訳にはいかないからです。
うちのように「メーカー通販」という業態なら、少人数で、高品質の商品を、
店舗展開している会社は、高品質の多店舗展開を可能にしてゆくスキーム(あらゆる仕組み・構造)が要求されます。
店長が理念に敵う人物でないのに、店舗を出すと品質に劣化が生じて来ます。
店長と、そこに従事する社員達が揃ったところで出店するというのが王道だと思うのです。
売上や利益は、それに付いて来るものという考え方が大切やと思うのです。
だから、自社に於いての適正をトコトン考え抜かないといかんのと違いますか?と常々言うているんです。
人生に100点は無いと思うから、あなたは、あなたの会社は、どうチャレンジするのか、よぉ~に考えんとね。
中途半端が一番不幸に向かうと思います。熟慮断行です。熟慮つまり、よぉ~に考え抜く。
これが充実に向かうんちゃうかなぁ、と思うのです。
あ、そうそう飲食店や美容室などのいわゆるサービス業界で「人手不足」が叫ばれていますが、
待遇(あらゆる)が良ければパートさんやアルバイトさんも、ぜひ雇って下さいと行列になるはずなんやけど、ね。
給料、休み、風通し、笑い、ユーモア、将来への安心感、人間成長、スキルアップ、和気あいあい等、この総合が待遇です。
経営は人間学です。人間とは何ぞや!を探究したらええのに、と思うのです。
愛情で社員・スタッフを鍛え上げる。熱血指導する。大きい規模、数十店舗になっても、
各店の社員達に息吹きを吹き掛けないと伝わるものも、伝わりません!と言いたいのです。
理屈でなく情と涙と熱意やと思うのです。
社員達の人生の充実に、一所懸命に行動している経営者の姿勢が人の心に火を点けるんです。
それしか、火は点かないと思います。衣食足りて礼節を知る。これが普通の人間です。
先ずは、衣食足らしてあげる環境を作り、理念を社員の脳ミソに身体に、叩き込むんです。
日本民族は、衣食足らずとも礼節を知れる民族やと思いますが、
この実践の結果、衣食足らずとも礼節を知る社員に成ってゆくんですよ。
苦楽共有が、人生に充実をもたらすんですね。
規模を大きくするというのも、自社のお客さんを多くしてゆくという観点で捉えると、
経営者の性格のような会社に成ってゆくもんですよ。
経営戦略は経営者の性格の反映です。良い悪いでなく、経営者の性格が反映されて来るんです。
だから大いなる自業自得なんですね。会社経営は。
経営者の人生観を社会観を熱く語り、伝える義務があるんです。また伝えないと、
お互いの「合意と納得」の経営が、すこぶる大事で大切なんですね。
自分の人生観、社会観を伝えてますか?