昨日、四国新聞社の記者から取材を受けました。
「香川の優良企業」というコーナーに載せたいと突然電話があり応じました。
ワシは、開口一番こう言いました。
どこで、うちのことを聞いたん?何でうちを選んだん?って(笑)。
そして、すかさずこう言いました。
優良企業の定義を明らかにせな、いかんの違うん(笑)?って。
何を以て優良企業と考えているのか、が大事やわなぁ、と言うたんです。
記者さん戸惑いと、納得をしていましたが、先ずエモーションの経営指針発表会
平成12年2月11日)のワシの所信表明を指でなぞりながら一緒に読み合わせ(読み聴かせ)ました。
一瞬にして記者さん感動していました。
そして経営目的を、これまた指でなぞりながら、読み合わせて、理念から方針、福利厚生と。
あっと言う間の2時間でした。記者さん、感嘆と納得と興奮の連続でした。
ワシは言いました。
理念が全ての方針に連動していて、日々の業務に活かされていないと経営する意味がないやろぅ!って。
会社には「安心、教育、文化」が風土として存在していないと、優良とは言えんわなぁ、と。
ワシは、言いました。
「先ず社員全員が社長の考え、つまり会社の理念に共感し、その理念の下に心の統一が成されていて、体調のコンディションがいつも良く、心のコンディションもスッキリしていて、経済的に納得の行く待遇で、社員どうしが相互に心温かく通じ合い、自分達の特性に合った業務を不動の責任感で取り組み、人間性が豊かに成れることと、
皆さん、ように想像してみてよ。
ごっつ利益出してる会社なのに、そこの社員は安月給。あるでしょう。
社員を利益を出すための道具のように使っている会社。
全くワシに言わすと優良じゃないわなぁ。って、言いました。
記者さん「ごもっともです!」と言うてました。
ま、結論を言うと、記者さんと意気投合したっちゅう話しです。
最後に記者さん、2時間も経ってたなんて、まだ30分くらいしか経ってないと感じています。
香川社長の話しに引き込まれて、人生観が変わりました。
色んな会社取材しましたが、エモーションさんのような会社は初めてです。
凄い!です。って言うてました。
で、ワシはこう言いました。
なぁ○○君、人生100年生きたとしても、こうやって個人的に、お茶したり飯食ったりする人、限られるでぇ。
目に見えない縁があるんやでぇ、自分。
常に本氣で本音が心充実するでぇ。
気は使うな。
氣は配れ。やでぇ。
気、使うから気疲れするんやでぇ。
氣は配ってあげたら気分ええし、疲れへんでぇ。
全て縁やからなぁ。
そう捉えたら、誰からでも学ぶ姿勢が大事やし、丁寧に生きるっちゅうことは、縁を深めるっちゅうことやわなぁ。
いっぺん高松で飯食おうか、また連絡するわ。
で、取材終了しました。
皆さん、皆さんなりに、優良企業とは何ぞや!と定義してみて下さい。
そういうことを考え深めることが、概念整理になるよ、と伝えたいと思います。