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「香川湧慈のインスピレーションメッセージ平成28年1月8日
想いが世界を変える-エモーション社長のブログ

「香川湧慈のインスピレーションメッセージ平成28年1月8日

一月八日は亡き人生の師匠の命日なんです。
もう22年になります。
 
ワシの言う師匠というのは、魂ぶち抜くほどの、生涯を貫く、
人生の歩みを示唆し導いてくれる人物を言います。
だから軽々しく師匠と巷で呼ぶ人がいますが、ちょっと価値観が違いますね。
 
己は、どこから来て、この世に何をしに来て、どこへ去り行くのか。を
見極めるのが人生と師匠の人生哲学から学びました。
 
師匠は、禅坊主であり歴史学者であり哲学者であり、神道家であり、慈愛に満ちた人物です。
 
まさに、師匠の哲学に触れることが無ければ、現在の自分は有り得ないと、つくづく実感します。
 
単なる商売人の域に留まっていたと思うし、
商売人の域を越える心境にはなってなかったと思います。
 
株式会社エモーションの社長である前に、香川湧慈という人間ですが、
香川湧慈である前に、前世で師匠の門下生として人生を歩んでいた。
という心境になったんですね。
 
こういう心境にまで到達するくらいの存在を、師匠と言うんだと思うのです。
 
正師(ショウジ)を得ることは、廻り合わせ、運や縁だと感じます。
 
歴史を学ぶと、先哲と言われる弘法大師こと空海も、道元禅師も親鸞上人も皆、
自分の人生を導いてくれる正師を求めた前半生であったことを考えてみても、
正師を得るとは如何に稀有なことであり、幸福なことかを感じてなりません。
 
では今週のメッセージです。
 
人それぞれ、生活のスタイルがあるんだから、他人がとやかく言う筋合いは無いと思うんだけどたまに、誰かが、他人の生活スタイルを見て「あれは、いかんやろう!」と言うてるのを耳にしたりします。
 
悪気で言うてるんじゃないのは分かるんですが、その家庭には、その家庭の事情があるし、
また目に見えない因縁なんだと感じます。
人にアドバイスするには、寧耐(ねいたい)を要します。
先ず、相手が自分のことを尊敬の念と親しみの情を抱いてくれていて尚且つ信頼を置いてくれている間柄でないと、アドバイスというのは、素直に相手が、自身を正そうとはしないものです。
 
人間関係に於いて、そのように努力する事はあなたの人生にとって大切だと思うのです。
 
だから、
視野を広げな、いかんのよ。
人生哲学を深めな、いかんのよ。
 
多様なる価値観を持たな、いかんのよ。
 
まぁ、生涯勉強せな、いかんと言うことです。
 
生涯勉強することが愉しいと感じられないと、やっとられんわねぇ。
 
せないかんから、勉強するんじゃなく、自分の中の「なるほど!!」を発見するのが愉しいから、
勉強って続けられるんです。
 
人に感動を与えるのは、
その人の人生の価値観に裏付けされた生き様やねぇ。
つくづく、そう思います。
この「インスピレーションメッセージ」は、携帯メールで約500名の方々に一斉送信していますが、
(併せてフェイスブックに転送も)中には、お会いしたことのない、
うちのルイボスティーのお客さんもおいでます。
 
ルイボスティーの問い合わせでやり取りしてて、その方々の携帯メールアドレスが分かり、
以来、一斉送信メンバーに登録して発信させてもらっていますが、
個人的な相談事をメールで受けたこともあります。
 
まさに、縁深いと感じました。
うちの掲げている「心の通う通心販売をめざして」と言うことにも、少しは繋がっているのかな、
と嬉しくなります。
 
「品質は人質(ジンシツ)」という想いを注いで、社業に取り組んでおりますが、
会社の品質は、そこの社員達の品質に尽きると思うとります。
 
何年も前に発信した「呼吸を合わす。歩幅を合わす。」というメッセージがあるんですが、
自分がメッセージを発信していて、受信者さん達の感想メールを読むうちに、
やっぱり人生は、こうやなぁと感じます。
 
「呼吸を合わす。歩幅を合わす。」だけでは、いかんなぁ、と。
 
やっぱり相手の背中を押してあげんと、いかんよなぁ、と。
 
だから一歩進んで、呼吸を合わし、歩幅を合わしながら、背中を押して歩むことが大事なんやと。
 
タイミング良く相手の背中を押してあげれる教養や、信念を身に付けることが、大切と思った次第です。
 
皆さんは、誰か縁ある人の背中を、タイミング良く押してますか?!
 
これが、愛情であり、慈悲なんだというインスピレーションが浮かんだ今週でした。
追伸ですが、ニュース見てて大手企業経営者が所属する経済三団体の経営者達の
今年の抱負を聞いてましたが、失礼ながら、情けない感じがしたのはワシだけでしょうか?
 
日本経済を動かしている、お歴々の言としては、皆、経済至上主義オンリーです。
多くの働く社員達の、心の背骨をシャンとさせるような「背中を押す言葉」がなかったのは、
残念でなりません。
 
人間としての、希望が湧くような、言葉が発せられないのは、
人生哲学が浅いんじゃないかと感じてしまいます。
 
昔の大手企業経営者の中には、
人生哲学を確り持って社員達に生きる勇氣を与えていた人が重鎮として居たように思います。
 
石川島播磨や東芝の社長を務めた土光社長、松下電器の松下社長、出光興産出光社長、
東洋工業の松田社長等々。この方達は哲学が確りしとりますね。
 
やはり今の世の中、我々中小零細企業経営者が幸福度の高い結果を残して行かないかんなぁと思いました。