んんっ、、やっぱり偽善者が多いと感じてしまいます。
誰も聞いてもないのに、
「人の為にやってる」って、自分から言いふらしてる人。
言うなっ!っちゅん(笑)
人の為と書いて「偽り」と読むしねぇ。
ほんまに人のお役に立ったらええな、と思ってやってる人は、聞かれてもないのに自分からは言いません!
まぁ、世の社長と呼ばれる人の多くが、社員を自分の金儲けの道具とまでは言わんけど「お手伝い」扱いしてるとしか思えん人達が多いと感じてしまうんです。
自分の野心を実現する為の「作業員」という感じで社員を雇っている感がある社長連の多いこと。
情けなくなるんよねぇ。
商売始めた最初は、それでもええんですよ。野心で。
でも長年商売してるんやったら、気持ち変わった方が、社長自身の心が豊かに成ると思うんやけどねぇ。
人間、欲望はいつまで経っても、満足には至らんと感じます。
まぁ、人柄の良いと言われる社長であっても、中々、「社員の人生を充実あるものにしてあげたい!」という観点で「心とお金と時間を費やして」いない人が、まぁまぁ居るように感じます。
よぉ~に考えてみてん。
会社っていうのは家族よりも、人生の中で、長い間、共に歩む所なのにねえ。
労使関係じゃなく同志という観点じゃないんでしょうねぇ。
だから、社員の作業の出来しか見てないんですよ。
そして「出来が悪い」と、
ブツクサ言うとるんよ。
ワシもブツクサ言うとりますが、一般的な社長のブツクサとは本心が違うと思うとります。
ワシは社員に、高い見識と教養を身に付けてほしい!と心底願ってるから、業務を通じて感性や能力を磨くことで人間性を豊かにする習慣を身に付ける指導をしとります。
特に業務は顕微鏡の如く、緻密さを要求しておるんです。
何故か?何で、そんな細かいこと、ちょっとした事を出来るまで言い続けているか!?
それは細部に丁寧に何事も実践する習慣を身に付けんと、感性は磨かれないんです。
細部に丁寧に。というのは心の誠実さを養うんですよ。
これが中々、うちの社員も中々ねぇ、、
うちの場合、毎日フリーダイヤルで掛かって来る顔を見たことが無い様々なお客さんと対応しとる訳です。
その応対にワシは事細かく指導して来ました。
まさに、顕微鏡の如くに。
その本意は、社員の人生で起こる様々な問題を自力で解決出来る人間に成ってほしいという願いからなんです。
単に業務を上手にこなしてほしいというような事だけじゃないんです。
対人関係能力を磨き続けることがやっぱり、あらゆる人生の問題解決能力を身に付ける訓練に成ると思うからです。
相手の本心を見抜く洞察力を養うことが出来るようになるんです。
自分の伝えたいことを伝えられる能力を養うことが出来るようになるんです。
給料払いながら、そういう事を伝えとるんですよ。
世のまともな親なら、やっとるでしょ。
生活の面倒を見ながら、
人としての道を説いとるでしょ、子供に。
それを会社で、したらええのと違いますかねぇ?
家族より長い時間を共に歩む間柄なんやから。
また社員の人間性が、より豊かになってもらう為の、お金と時間を作って取り組みを長年実施しとるんです。読書も、人生哲学講義も「社内学校」という名で。
しかも勤務時間中に。
サービス業の所なら、勤務時間中は無理だろうから、勤務時間外に給料打って、実施してほしいもんです。
仕事をちゃんとしてもらう為だけに、するんじゃないんです!
そんなケチ臭い考えじゃ、自分が面白くないと思うんやけどねぇ。
社員が自分の人生で起こるであろう問題を自力で解決出来る人間に成ってほしいという心底からの願いからやってほしいんです。
世の社長連に。
ワシは、そういう信念でやっとんですよ。
人間はやっぱり仕事と読書と対人関係で磨かれるもんなんですよ。
あと、よく会社のレベルが違うという人がいますが、何のレベルなんかハッキリ言えない社長が多いと感じるんです。
規模のレベルですか?
利益のレベルですか?
社員の人間性のレベルですか?
社長の、社員一人一人を、見抜く洞察力のレベルですか?
社長の事業を見通す先見性のレベルですか?
会社のレベルというなら、
社員の人間性レベルと社長の、事業の着実性と収益性の先見性レベルと社長の、社員へ想いと一人一人の特性を見抜く洞察力レベルと、お客さんの喜びレベルの、この総合的レベルが大事なんじゃないかと思う訳です。
この総合的レベルを向上してゆく為に、経営者は心を注ぎ、お金と時間を掛けないといかんと思うとるんです。
そうせな、世の中良う成らんのです。
世の中良うする為に生まれて来た人種が「経営者」だと思えてならんのですよ。
社長の皆さん!
ええ悪いじゃなく、
「人種が違うんだ!」と、
良い意味の自覚を持って、武者震いしませんか!
つまり、社長がもっとより良くなれば、社員が浮かばれるんです。
報われるんです。