会社間でも個人の間でも、問題事を解決しようと色々と策を練っている人達が多いと思うのですが「和解」と「妥協」の違いを皆さんは、分かっているでしょうか?
「和解」とは、一本筋が通っていることを言います。
共通の目標や共通の基盤が存在して初めて、和解と言うのです。
「妥協」というのは、お互いが「まぁまぁ」というような痛み分けをすることを言います。
この「和解」と「妥協」の区別すら、分からない人が多過ぎやしないだろうか?
一生涯の勉強として、根本的な問題を振り返って学び合うことが大切。
自分の器が小さくて、大きく育つ道理はありません。
器つまり「何が価値なのか」「何が幸福なのか」というような価値基準の確立。
自分の人生観の確立なくして、どうして部下を持つ資格がありましょうか!
部下を持つことが許されましょうか!
世の親も同じです。
子供を産んだから親に成れるのではなく、このような価値基準の確立、人生観の確立が伴って初めて、親と成るのです。
多くの人が様々な方法で「学び」をしていますが、学んだ事を実践していないと学んだことにはならないんです。
特に生活の基本となる仕事で、学んだことを実践することで、学びというのは身に付くものなのです。
あなたが自分の立場で、
どうすれば、周囲(部下や子供や上司や同僚)に何を以て良い影響を与えられるのかを考える習慣を持ってほしいのです。
自分の立っている位置に於いて、何が出来るのかを考えることが「幸福(しあわせ)」と言うものだと思うのです。
先週のメッセージは、ブレない軸のことを言いました。
では人生の軸を作る基は何か。
それは「責任感」なんです。
自分の仕事(公も私も)に対する責任感が強ければ、自ずと軸は出来て来ます。
この「責任感」は、周囲を愛する気持ちから生まれて来るんです。
責任感の基は、愛情です。
会社を愛する気持ち。
社員を愛する気持ち。
仲間を愛する気持ち。
家族を愛する気持ち。
大きくは国を愛する気持ち。
愛する気持ちが強ければ、責任感は湧いて来ます。
その責任感から、
よし!やるぞ!という
「決意」が生まれます。
その「決意」が、様々な問題解決の方法や工夫を生み出すのです。
あらゆる問題解決の工夫を生み、方法を生む。
それがまた自分の軸に自信が付き強くしてゆくのです。
人生、この繰り返しを営むから充実感がみなぎるんです。
だから、学んだことを実生活で実践せんかい!と言いたいのです。
実践出来んのは、あなたの愛情が薄いからじゃないでしょうか?
愛情→責任感→決意→工夫・方法→解決→自信→軸強化→更なる使命感(愛情)のスパイラルなんだと思うのです。