世の中には、有名になりたい!と思って努力してる人が多いと思うが、
有名無力の人が多いように思う。
ワシは『無名有力』でありたいんです。
自分の人生の履歴は、年齢や職種や住んでいる地域で様々な人との出会いをどう蓄積してゆくかが、実は、じわじわと自分の人生に効いて来ると思う訳です。
あなたは自分の人生の履歴を思い起こしたことはありますか?
人間は死ぬまで生きる訳やけど、何人の人と「個人的」にメシ食べますかねぇ?
どんな人でも、数えられる程度じゃないですか。
そういう風に思えば、初めての出逢いを感慨深く思い直すことが出来る。
まさに、一期一会の心境。
ワシは、47都道府県全て行ったことがありますが、
その中で出逢った「人」「もの」が、自分の人生の履歴を作って来たことも事実です。
自分の体験から言うと、
もっと「人」「もの」と積極的に出会って行く行動が更なる希望をもたらすと思う次第です。
そこで、ちょっとした不平や不満を思っているであろう皆さんに言いたいのは、
経営者の皆さんには、
誰が好き好んで、あなたの社員になってくれてると思ってますか?
社員の皆さんには、
誰が好き好んで、あなたを社員にしてくれてると思ってますか?
相対する何に対しても同じように、そういうことを、たまには考えてみてほしいわなぁ。
最初出逢った人と、また出会える保証がありますか?
人との出逢いを、そんな風に感じながら捉えることはないですか?
一生一度やで。
出逢いが続く人が、縁深い人。
そういう縁を大事にせん人は神様が見たら、もう出逢いをさせてくれへんと思うのです。
死ぬまでに個人的に一緒にメシ食べれる人、何人いますかねぇ。
昨日まではリハーサル。
今日から本番。という気持ちで、あなたの縁ある人達を見つめ直してみませんか。
これからの自分の人生の履歴が、今からの自分の人生に効いて来ますから。
人生は、自分で切り拓くと同時に縁ある人達のお陰で切り拓かれてゆくと思えてならない。
そう思わへんですか。
新年に当たり、皆さんに、全ての幸福のキーワードに値する「人の縁」を振り返りながらスタートしてほしいとインスピレーションが浮かんだ次第です。
変化の中に、不変の世界を生きる信念。
変わらないといけない。と世間は無責任に言うが、
他人に言われて変わるんじゃなく、常に自分の心の中に変化を見い出すんです。
「これでいいのか、これでいいのか。独り善(よ)がりになっていないか。自分が絶対正しいと思い込んでいないか。」と常に自分に問うことが、
内面からの変化を為し、何が遭(あ)っても挫けない不変の世界を生きれるように成ると思うのです。
全ての「出逢い」が「砥石」なんやと思う訳です。
砥石というのは、毎日自分の腕で研くことをしない限り、研かれないんです。
自分という包丁を、いつも準備万端にしておくには、砥石で毎日研くことしか、役に立たないんです。
他人任せじゃいかんのです。自分の人生なんやから。
自分の腕で毎日、砥石で自分という包丁を研くしか、人間としての成長はない!んですね。