縁をハッキリさせること。それが、お互いのしあわせ。この意味は深いです。
自分自身が「何のために生きるのか。」「誰のために努力するのか。」をハッキリさせること。
そうすることで、霧の掛かった縁が段々ハッキリなって来る。
縁の深い者同士で働ける環境が「しあわせ」なのである。
*このメッセージには特に感想メールが多かったので、「解説」として皆に返信しました。
「解説」
日本古来の「しあわせ」とは「仕合わせ」と書く。「幸せ」ではない。幸は象形文字から来ている。
形をよく観ると、手枷(かせ)足枷のように両手をカチッと手錠を掛けられたようなイメージである。
つまり、限られた環境の中でも、心豊かに思える心境を「幸せ」と言う。
でも、日本古来の考えは、お互いが為す(仕の意味)ことを合わせる「異なりを認めながら、一つを生
きる」を自覚して、為している状態を「仕合わせ」と言った。
つまり、トップ(社長や監督や父親や組織の長)の理念に共感し、各々が自分の役割を自覚して自主的に、やるべき事を為している状態を言うのである。
「縁なき衆生は度し難し」とお釈迦様が言っている。縁の無いものは、どうしようもないという意味である。
だから、縁の深い者同士で一つに成るのが、本当の仕合わせなのである。